時計投資は今すぐ辞めて売却した方がいい?
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時計投資は今すぐ辞めて売却した方がいい?
一部の経営者の中には「時計投資」をやっている!という方もいると思います。
様々なものに資産を分散させて投資をしていくことは経営をしていく上では健全な考えかもしれません。
その中で時計投資はここ数年、大きな注目を集めてきました。
特にロレックスやパテックフィリップといった高級時計は、その希少性とブランド力から価値が上昇し、多くの投資家が利益を得たのも事実です。
しかし、現在の市場動向を見ると、必ずしも”右肩上がり”ではない状況になっています。
果たして時計投資を続けるべきなのか、それとも今すぐ売却して手を引くべきなのかを考察してみましょう。
時計市場の現状
高級時計市場は、パンデミック後の需要拡大で価格が急騰しました。
しかし、ここ数ヶ月の市場では一部のモデルで価格が下落傾向にあり、市場では高騰するピークは終了した感があります。
例えば、サブマリーナやデイトナなど、一時は非常に高値で取引されていたモデルでも、価格が落ち着いてきたケースが目立ちます。
特に中古のサブマリーナは一時期46%もの価格の下落があったと言われています。(中国)
世界経済の影響
特に中国の不況が大きく影響しています。
中国の爆買いがなくなり、さらに不況によって中国市場にロレックスの在庫が余り、価格が下がったと言われています。
さらに、インフレや金利上昇、さらには地政学的な不安定さが、高級時計市場にも影響を与えています。
特に投資目的で購入した人が増えた結果、投機的な価格上昇が抑制されてきている可能性があります。
このような情勢から考えていくと趣味で持っているのなら問題ありませんが投資として保有しているだけであればレアもの以外は今のうちに売却しても良いと思います。
今売却すべき理由
1番は、現金化するタイミングがまだ高額のうちの今が良いという考えです。
時計市場は不安定になりつつあります。
投資として考える場合、高値圏で現金化するのは賢明な判断です。
特に、購入時点から十分な利益が出ているなら、これ以上のリスクを取る必要はないかもしれません。
また、時計は「経年劣化する実物資産」です。
どういうことかというと、時計は保管やメンテナンスにもコストがかかります。
つまり、経年劣化により何もしていなくても価値が徐々に毀損するので良いことありません。
そして腕時計は精密機械なので時間経過による価値の毀損が大きい資産といえます。
さらに定期的にオーバーホールなどメンテナンスする費用も考えるとコストも増えていきます。
これらのことから、仮に市場価値が下落し始めた場合、コストを回収するのが難しくなる可能性があります。
このような観点から必要な時計以外は売却することも検討しても良いのではないかと思います。
最後に、社長様が時計投資を今すぐ辞めて売却するべきかどうかは、個々の状況によりますが、現在の市場環境を考えると、高値圏で利益を確定し、リスクを減らすことは一つの賢明な選択肢と言えます。
特に投資目的で保有している時計がある場合、市場の動向に注視しながら、適切な判断を下すことが大切です。
時計投資は魅力的な世界ですが、冷静な視点と適切な戦略で行動することが成功への鍵となります。
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